
2026.08.04Vol.745 ウェビナー(おまけ編)
オンラインの体験授業を行う前に保護者の方と面談を行うようにしているのだが、セミナー直後に実際に申し込みがあったのは2件だけであった。参加者が100人を超えていたのでもう少し多いだろうと予想していた。野球でもサッカーでも、生徒や息子から「どっちが勝つと思う?」と聞かれたら、それが阪神やガンバ大阪、もしくは日本代表に関することであれば、「応援してるチームやから予想ではなく期待になってまうからなぁ」と、基本的にはっきりとは答えない。それで言うと、「もう少し多いだろう」も淡い期待に過ぎなかったので、「まあ、そんなもんか」というのが、現時点での率直な感想である。セミナーの前の時点で、アメリカ在住の2家庭(お子様はそれぞれ3人と2人)が一時帰国した際に教室で体験授業をすることは決まっていた。また、いずれも生徒の親御様からの紹介でベトナム在住の2家庭(お子様は1人ずつ)の方から問い合わせがあり、共にオンラインでの面談、体験を終えた。結果的に全員入塾していただけることになり、オンラインの生徒は元々の9人に7人が加わったので16人になった。また、この9月からアメリカとイギリスに留学する生徒が1人ずついて、その2人はオンラインに移行すると勝手に予定している。2人とも長いこと通ってくれているので、これに関しては期待ではなく願いかもしれない。彼らに限らず、ある程度長いスパンで成長の過程に関わり続けられるというのは志高塾にとってはとても大事なことであり、私にとってはとても幸せなことである。その私の個人的な願いが叶うと18人になる。今の態勢で受け入れ可能なのはおそらく25人前後なので後7人分しか余裕がない。本などを読んでいて、書き手が数字を入れることによって具体的に伝えてくれても、それによって逆に内容が入ってこないことがある。今回の私のものもその一例かもしれない。
「9人が16人になりました。ほぼ倍です。」と訴えたところで、それを受け取った方としては「ふーん」で終わるだろう。数字的なインパクトが非常に小さいからだ。ただ、私の得た手応えは、2倍ではなく、3倍、4倍といった感じである。アメリカの2家族の体験に顔を出し、ベトナムのお母様2人との面談も私が行った。その手応えとは、いろいろと話をさせていただく中で、自分たちが役立てることがもっとあるのではないか、というものである。これまで体験授業に来られた方から「志高塾のようなところは中々無いですよね」という評価の言葉をいただいた際には、「世の中には我々と同じようなことをもっと高いレベルでやっているところはもちろんあるでしょうが、それを家の近所で見つけるとなると簡単でないかもしれません」というような返答をしてきた。謙遜しているわけではなく調子に乗っているわけでもなく、偽らざる本音である。今や、多くのところがオンライン授業を行っているため、上の私の論に従えば、志高塾ではなく他のところを選べば良いということになる。それにも関わらず、我々のところに興味を持っていただけたり、その後入塾していただけたりするのは非常に嬉しいことである。
冒頭の2件のうちの1件は横浜市在住の方であった。30分を予定していた面談は私がべらべらとしゃべり続けたせいで1時間半になり、後日体験授業も行った。それなりに気に入っていただけたのだが、現在小6で中学受験生であるため、受験後にまた連絡をいただけることになっている。また、もう1件はアメリカ西海岸の方であり、今週オンラインでの面談予定である。単純に日本人が多いからなのかセミナーの参加者の中で西海岸在住の方が一番多かったような気がする。参加者のリストを眺めながら、いつかロサンゼルスに教室を作れないかなぁ、となった。
開塾当初から、生徒たちをどのよう人に育てたいか、と考えたとき、「グローバル」という言葉がずっと私の中にあった。「長年ものすごくぼんやりとしたものであった。それがはっきりと形を持ったのは“Think Globally, Act Locally”という言葉に出会ったときである。たとえば、こういうことである。私が志高塾を始めると決めたとき、候補として考えたのは関東と関西の2つであった。それは、“Think Locally”の典型例である。もし、そこにロサンゼルスやパリなどが含まれると“Think Globally”となる。生徒たちの皆がそうである必要はどこにも無いが、彼らが大人になったときに「どこの国でやろうかな?」といったような考えを持てるように、授業を通して刺激を与えてあげたい。オンラインの生徒が増えることで、日本の教室で授業を受けている生徒たちにも有用な情報をもっと提供できるようになるはずである。中には世界を股にかけて、“Think Globally, Act Globally”になる子も出てくるかもしれない。こういうことは想像しているだけで楽しい。
そろそろ締める。今回、最初に頭に浮かんで来たのは(総集編)だったのだが、1文字も書く前から大仰なタイトルに見合う文章にはならないだろうな、となり、(まとめ編)とひらがなにしてから書き始めた。そして、さらに修正を加えて最終的に(おまけ編)に落ち着いた次第である。








