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2026.07.26【高校受験】国語塾が教える読解問題の解き方とは?中学生の間に対策するメリットも解説

「一生懸命勉強させているのに、国語だけ成績が上がらない」

「長文読解に時間がかかりすぎて、最後まで解ききれない」

お子さまの国語の成績について、このようなお悩みを抱えていませんか。数学や英語であれば、公式や単語を覚えることで得点につながりやすい一方、国語は「何をどう勉強すればよいのかわからない」という声をよく耳にする教科です。

しかし、国語の得点はセンスやその時点で備わっている語彙力だけで決まるものではなく、正しい解き方を身につけることで着実に伸ばすことができます。

そこで今回は、国語・作文中心の個別指導を行う志高塾が実践している読解問題の解き方と、高校受験対策として国語塾を選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説します。

なぜ中学以降、国語の成績は上がりにくいのか?

「小学生の頃はそれなりに得点できていたのに、中学生になってから国語の成績が伸び悩んでいる」という声は少なくありません。まずは、その理由について説明します。

小学校までは直感的に解けてしまっていたから

小学生までの国語は、文章量も内容も比較的シンプルで、なんとなく読んでいるだけでも正解にたどり着けることがしばしばあります。しかし中学生になると、長文読解の文字量が一気に増え、扱われるテーマも抽象的で複雑なものへと変化していきます。

一般社団法人 日本速読解力協会が行った調査によると、2025年に実施された公立高校入試の国語の文字数は、全国平均で約9,480文字。平均試験時間は約50分で、仮に解く時間を30分確保しようとすると、20分で読み切るには、1分間に約474文字読む必要があると示されています。

それにもかかわらず、小学生の頃とほとんど変わらないスピードで読み、同じ感覚で各設問を解こうとしてしまうと、当然時間は足りません。けれども焦って読み進めてしまうと、正答率は不安定になります。つまり、このように「なんとなく解けていた」状態から抜け出せていないことが、成績が伸び悩む大きな原因のひとつなのです。

そもそも正しい「勉強法」がわからないから

英単語や数学の公式、歴史などは、覚えれば覚えるほど得点に直結しやすいものです。しかし国語は、漢字や語句の意味を答える問題を除けば、「暗記したことがそのまま点数につながる」教科ではないため、何を勉強すればよいのか掴みにくいでしょう。

とはいえ、出題される文章は毎回変わっても、読解の基礎となる力さえしっかり固まっていれば、初めて読む文章にも十分対応できます。大切なのは、文章ごとの対策ではなく、どんな文章にも通用する「読み方・解き方の型」を身につけることです。

読書の時間が減るから

中学生になると授業時間が長くなるだけでなく、部活動や課外活動も活発になり、日常的に本を読む時間は減っていく家庭も多いでしょう。実際、全国学校図書館協議会が2025年に行った「学校読書調査」の結果では、1か月間に読んだ本が0冊の中学生の割合は24.2%を記録しています。小学生の場合、同じ回答をした割合は9.6%であるものの、中学生になると、およそ4人に1人が1カ月間まったく本を読まなくなるのです。

このように読書の時間が十分にとれていないことも、国語の成績に影響します。読書量が減ると、日々インプットする言葉の数や種類も少なくなり、思考の材料となる語彙が不足しがちになります。そして、速く読む力や語彙力さえあれば十分に対応できたはずの問題にも、太刀打ちできなくなってしまうのです。

【国語塾直伝】高校受験で得点につながる読解問題の解き方

ここからは、志高塾が生徒に対して徹底している、読解問題の具体的な解き方を紹介します。いずれの解き方も家庭でも再現できるため、ぜひ実践してください。

①【抜き出し問題】文字数を頼りにせず、答えを自力で考えてから探す

お子さまの解答用紙を確認した際、「本文中から8字で抜き出しなさい」といった問題で、8字になりそうな箇所を手当たり次第に探しているような様子はありませんか。

確かに、文字数だけを手がかりに本文を探しても、正解できることはあります。しかし、そのような形で正答しても、文章を読み取る力が身についたとはいえません。文章や設問が変われば、同じ方法が通用しなくなるからです。

抜き出し問題で、最初に考えるべきなのは、文字数ではなく「どのような内容が答えになるのか」です。考える順序は、次のような流れになります。

  1. 問われていることを理解する
  2. 答えの内容を想定する
  3. 想定したことが述べられている箇所を本文から探す
  4. 文字数や抜き出し方を確認する

たとえば、登場人物が悲しんだ理由を問われているのであれば、まずは「何が起きたために悲しんだのか」を自分なりに説明します。そのうえで、その内容に当てはまる表現を本文から探し、最後に文字数を確認します。

すぐに正解を見つけられなくても、答えの内容を正しく想定できていれば、実力が大きく不足しているわけではありません。

②【選択肢問題】その選択肢を消去できる「根拠」を説明する

一般的に、4つの選択肢から当てはまるものを1つ選択する問題では、正解を確認するだけで答え合わせを終えてしまいがちです。しかし、選択問題で本当に確認したいのは、「どれが正解なのか」だけではありません。「なぜ、ほかの3つは正解にならないのか」を本文に基づいて説明できるかどうかが重要です。

そのために、まずは、明らかに本文と合わない選択肢を2つ消去してみましょう。その際も、「何となく違う」ではなく、次のように具体的な説明ができるようにします。

【消去する際の理由】
例①:本文には書かれていない内容が加えられている

例②:本文に書かれているものの設問とは無関係の情報

例③:登場人物の気持ちが悲観的ではなく楽観的に描かれている

そして、最後に残った2つの選択肢については、それぞれの内容と本文の記述を丁寧に照らし合わせます。つまり、選択問題では、正解したかどうかだけで実力を判断することはできません。大切なのは、正解を当てることではなく、誤りを根拠を持って指摘できることです。

③【記述問題】本文の引用ではなく「自分の言葉」で書く癖をつける

記述問題には、本文中の言葉を組み合わせれば解答を作れるものもあります。ただし、普段から本文の一部をそのまま写すだけの演習を繰り返している場合は注意してください。

なぜなら、このような記述問題は、文章の内容を十分に理解していなくても、該当しそうな部分をつなぎ合わせることで、形だけの解答を作れてしまうからです。そこで、志高塾では、本文の言葉を使えば記述できる問題であっても、まずは内容を自分の言葉で説明するよう指導しています。

もちろん、実際の入試では「本文中の言葉を使って書きなさい」といった設問もあるため、本文の表現を使うこと自体が悪いわけではありません。しかし、記述に必要な理解力と表現力は、文章を一度自分の中で消化し、再び自分の言葉で説明し直すという過程によって育つのです。

高校受験前に国語力を鍛えるべきメリット

高校受験前に国語力を鍛えておくことは、入試本番だけでなく、さまざまな面で役立ちます。ここからは、そのメリットを知っていきましょう。

①他教科の得点も底上げされる

高校入試では国語以外の教科でも文章や資料を読み取る力が求められます。

たとえば、数学の文章題、理科の実験問題、社会の資料読解問題などを目の前にした際に、知識や計算力があっても、問題文の条件を読み落としたり、「何を答えるべきか」を取り違えたりすれば得点にはつながりません。

しかし、ここで国語力があれば、設問の条件を正確に捉えたり、解答する上で必要な情報と不要な情報を分けたりすることが容易になり、全教科の底上げを図ることが可能になるのです。

②記述・作文問題の配点が高い入試で有利になる

公立高校入試の出題形式は、都道府県によって異なるものの、学校や選抜方式によっては作文や小論文が課されることもあるでしょう。このような試験科目では、漢字や語句の意味など知識を覚えているだけでは周囲と差がつきません。問われていることの条件に合わせて内容を整理し、採点者に伝わる形で文章にする力が必要です。

また、記述・作文問題は部分点が設けられている場合も多いため、ただ単に文字数を補おうと必死になるのではなく、「与えられた文字数でいくつの要素を述べられるか」「絶対に書いておかなければならないことは何か」を意識できるようになることも欠かせません。この対応力は、日頃から記述問題に取り組み、自分の考えを筋道立てて書く習慣を身につけておくことで徐々に磨かれていきます。

③大学受験対策にも活きる

小学校、中学校、高校と学年が上がるにつれて、扱う教材の内容は年々複雑になっていきます。特に国語は、算数や理科のように単元ごとの得意・不得意が分かれにくいからこそ、小学生・中学生の段階で学んでおくべき内容につまずいたまま進んでしまうと、大学受験の段階で大きな壁にぶつかってしまいます。高校に進学すると、教科書や問題文で扱われる内容がさらに抽象的になるからです。

また、大学受験では国語だけでなく、英語長文、数学の条件整理、社会の論述、理科の考察問題などでも、高度な読解力や表現力が求められます。裏を返せば、高校受験の時点で小学生の学習内容まで含めてしっかり振り返りができていれば、高校で新たに学ぶ内容への理解度も高まり、大学受験対策にもスムーズに移行できます。

志高塾では、受験に役立つ力と、将来に通用する力を別々のものとは捉えていません。作文によって言葉を使って考える基礎をつくり、読解問題によってその力をさらに鍛える。そこで身についた力が、高校・大学受験にも、その先の学びにもつながっていくのです。

高校受験対策の国語塾を探す際のポイント

高校受験における国語の重要性を理解したうえで、実際に国語塾を選ぶ際には、どのような点に注目すればよいのでしょうか。最後にそのポイントをお伝えします。

読解問題・記述問題・古文・漢文・作文すべてに対応しているか

高校入試の国語では、現代文の読解問題や記述問題に加え、古文、漢文・漢詩、文法、漢字・語句などが出題されることがあります。出題内容は都道府県や学校によって異なるため、まずは志望校の過去問や募集要項を確認しましょう。

そのうえで、国語塾を選ぶ際には、単に模試の点数を伸ばそうとするのではなく、「子どもが今必要としている対策」に対応できる指導かどうかを見極める必要があります。特に確認したいのは、複数の教材や過去の合格者の情報を用意しているかではなく、現時点で我が子が伸び悩んでいる部分とその原因を説明してもらえるかという点です。

子どもの課題を根本的に解決してくれそうか

現在の読み方や解き方を十分に確認しないまま、すぐに志望校の過去問対策だけを提案する塾には注意したほうがよいでしょう。なぜなら、同じ「国語が苦手」という子でも、課題は次のようにそれぞれ異なるからです。

・設問で何を聞かれているか理解できていない

・根拠を探さず感覚で答えている

・文章を読み進める速度が遅い

・語彙が不足しており、細かな意味の違いを判断できない

国語の受験対策で、必要なのは、お子さまが何につまずいているのかを具体的に見極め、その課題に合った指導を行うことです。

そこで、志高塾では、講師が一方的に答えを教えるのではなく、質問を重ねながら子ども自身の言葉を引き出すことを重視しています。

在籍生徒の傾向や通塾年数

塾を選ぶ際は、どの学年の生徒が多いのかだけでなく、在籍している生徒がどのくらいの期間通っているのかも確認しましょう。

国語力は、短期間で知識を覚えるだけでは身につきにくい力です。そのため、長く通っている生徒がいるか、中学生から高校生になっても継続している生徒がいるかは、塾の指導方針を知る一つの材料になります。また、中学生・高校生どちらも在籍する教室では、年上の生徒の取り組み方や進路選択から良い影響を受ける可能性もあるでしょう。

また、志高塾では、小学生から高校生までを対象とし、生徒の学年だけで一律に内容を決めるのではなく、基礎を固める必要があれば中高生でも小学生と同じように要約作文から始めます。「中学3年生だから過去問」「高校生だから共通テスト対策」と決めつけるのではなく、現在の実力に応じて必要なカリキュラムに戻れるかどうかも、塾選びの重要なポイントです。

中学生が通える国語塾をお探しの場合は志高塾へ

今回ご紹介したように国語の入試問題は、抜き出し・選択・記述問題それぞれに「正しい解き方」があり、それを一つひとつ身につけていくことで、着実に得点へ結びついていきます。とはいえ、ご家庭でお子さまの解答理由を毎回確認し、適切な問いを投げかけながら指導を続けることは容易ではないでしょう。

志高塾では小学1年生から高校3年生まで、その子の課題に合わせた指導を行い、高校受験対策はもちろん、将来にも役立つ「本質的な国語力」の定着を目指しています。

無料の体験授業では、お子さまに要約作文に取り組んでもらい、保護者の方には「問題集を繰り返しているのに成績が伸びない」「記述問題になると手が止まってしまう」などお悩みや今後の学習方針について伺わせていただきますので、ご希望の方はぜひ下記よりお問い合わせください。

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